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- 面金に乳輪を取り付ける
- 組み立てが完了した防具面を準備
防具面ST
タオルパック ×1
側頭部パット ×2
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1A |
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- タオルパックと側頭部パットを全て取り外した状態で顔に被る
- この状態で面サイズ適当かどうかを判断する
幅のみ狭い場合は面金拡幅作業が必要
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3 |
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- 額部パット額を確実に密着させながら頭頂部を上方に押し当てた状態で面金形状の確認する
- 上下の面パットのみ取り付けた状態で顎下及び側頭部に指が入る隙間(1cm弱)が有る事が重要かつ必要。
- 隙間が僅かな場合は面金が顔の形状に適していないと判断する。
- 丸顔、幅広顔に標準面金形状は適していない場合があり、面金拡幅作業が必要
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4 |
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- 隙間が広過ぎるのは面金が大き過ぎる
- 初心者は判断し難いので熟練者の指導を仰ぐ
- 適当な面金サイズと判断できたら額パットに額を充分密着させて面金鋼線との距離を覚えておく。
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5 |
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- 側頭部パットのみ取り付ける
防具面の横振れ防止に必要な調整
側頭部パットの取り付け位置が正しくないと額部パットとの密着が適正に出来ない
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6 |
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- 側頭部パットの位置を前後上下に移動させて顔と鋼線の位置が側頭部パットを取り付ける前と同じにする。
- 側頭部パットを上側に貼り付けると面金も上へ持ち上がる。
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7 |
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- タオルパックを頬顎パットに貼り付ける。
- 頬顎のフィット感が良くなる様にタオルパックの貼り付け位置を修正する。
- 厚さが不足する場合はタオルパック内部のポケットに適当な厚さの布地あるいはクッション材を挟み込む
適正な面金を使用するならばタオルパックでの調整範囲は数ミリになる
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- 正面方向からの衝撃緩和は防具面金と額パットクッション材の組み合わせで成される。
- 横方向からの衝撃緩和は防具面金と側頭部パットの組み合わせで成される。
- 衝撃緩和には打撃された時に面金が僅かに動く必要。
- 過剰にきつく防具面を固定すると衝撃緩和効果が減少する。
- 防具面は頭蓋骨で固定し、顎部で固定しないのが重要。
- 調整した防具面を装着した時に普通に喋れる事が重要。話辛い場合は顎先を圧迫していて打撃された時に顎付け根を痛める可能性が高い。
- 防具練習後に食事がし難い(噛み難い)。
- 30分以上連続して防具面を装着しても特定箇所のみ圧迫が無く、全体的に平均した圧迫になる事。
- 一度調整方法を確定すれば良いので可能な限り初期調整に時間を掛ける。
- 顎を引き打撃を顎先部に集中せぬようにする。
- 防具面装着時にも普通に喋れる様に顎先を圧迫せず面パットに接触している程度にする。
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