ガラスセルの比較

22000年11月23日 木曜日


ガラスセル形状に測定値は微妙にり変化する。秋口から春先までは室温が測定温度よりも低くなる。標準採用している筒型と細型ガラスセルにも測定条件により差が出る。比較測定は数日間に渡りキャピラリ先端形状を完全に保つ必要があり実験は困難です。対象とする測定平均値差は数μであり測定練度も必要とする。
測定温度 25.00℃ 蒸留水表面張力 室温 18℃前後
温度平衡時間、滴下間隔を変化した測定により検討した。


2つの図を比較すると同じ結果になる条件が存在する事が判る。
比較する値が数μと僅かであり従来の装置では比較すら不可能であった。
条件の詳細はユーザーのみに示す。
温度勾配の極めて小さい装置で温度平衡及び蒸気平衡を達成する事でのみ同様の値を得る事が可能になる。
更に別の要因も有るがこれについてもユーザーのみに示す。
重要なのは測定技術よりも装置基本性能。
同じ装置で有れば熟練度により差が出ることも当然と言える。
装置機構と測定環境からしてこの程度の結果で充分であり、これが練度に関係なく得られる事に意味がある。

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