水の表面張力測定 |
2000年10月21日 土曜日
温度平衡時間 5分 室温23℃ | 筒型ガラスセル |
蒸気飽和用濾紙は使用せず | 専用シリンジ DSUA-6 |
実験番号 | 00101406 18:34 | 00101416 19:37 | ||
滴下番号 | 移動距離 | 表面張力 | 移動距離 | 表面張力 |
1 | 3131 | 72.01 | 3129 | 71.97 |
2 | 3126 | 71.90 | 3127 | 71.92 |
3 | 3128 | 71.95 | 3128 | 71.95 |
4 | 3127 | 71.92 | 3129 | 71.97 |
5 | 3128 | 71.95 | 3127 | 71.92 |
6 | 3128 | 71.95 | 3128 | 71.95 |
平均値 | 3128 | 71.95 | 3128 | 71.95 |
専用シリンジを使用して指定する測定方法とおりに測定すれば同様の結果を得ることは可能。この測定では一般測定用の筒型ガラスセルを使用している。蒸気飽和用濾紙は使わずガラスセル下部に滴下した水が在るだけ。測定値偏差はシリンジ特性により多少増減は在る。この測定での所用時間は採水から完了まで約30分の短さ。試料保温庫の効果は大きく従来は温度平衡だけで30分近く費やしていた。データーを単純に観ると偏差が有ると感じるが重要なのは平均値の再現性が極めて良いことに有る。ガラスシリンジの場合はちょっとしたテクニックで±1μ以下に出来るが期間再現性は無い。 |
使用シリンジ DSUA17 室温26.4℃ 測定日 2000/10/10 筒型ガラスセルを使用し液滴生成速度と平衡時間を変化して最適定数を検討した時の水測定データー。 設定した定数は公開しないが測定精度と高再現性により平均値偏差1μまで検討対象になる。偏差の少なくなる測定定数は科学的に説明出来る結果となった。設定定数を大幅に変化させてもこの程度の偏差で済む。計算上1μは0.02mN/mになり誤差0.05mN/m以下になるには±2μ程度になる必要がある。同一条件で測定する場合は当然更に平均値偏差の小さいデーターが得られる。測定所用時間は温度平衡時間を入れて全工程で30分以内であり測定基準となる水測定を容易にしている。 |
関西某国立大学での測定データー |
新測定装置で指定測定定数で測定した水の表面張力値。 偏差も小さく平均値偏差も極めて小さい。 |