温度調節器設定方法
平成 12年11月4日作成
温度調節に通常必要な設定操作について説明する。その他については温度指示調節計FCD−13Aシリーズ取扱説明書を参照。制御温度設定と警報温度設定以外は弊社推薦値を設定する事で高精度調節可能。制御方式はON−OFF調節を標準とする。
キーの説明
[ ▲ ](アップキー)
[ ▼ ](ダウンキー)
[MODE](モードキー)
[FAST](ファーストキー) 数値の早送り
制御温度設定(PV)
主設定モードへ移行 →→ モードキーを押す
アップダウンキーにより希望する温度に設定する。
警報温度設定(A1)
副設定モードへ移行 →→ [ ▲ ]キーを押しながら[MODE]キーを押す
A1を表示するまでモードキーを押す。
アップダウンキーにより希望する警報温度に設定する。
(A1で設定した警報温度以上でMAINヒーターがoffになる)
センサ補正
補助機能設定モード1へ移行
→→ [ ▼ ]キーを押しながら[MODE]キーを約3秒押す
を表示するまでモードキーを押す。
アップダウンキーにより希望するセンサ補正値を設定する。
センサを交換した場合には標準温度計など精確な温度計で校正して指示値と実温度を一致させる。
設定例)
基準温度計測定値 25.55℃
温度調節器指示値 25.90℃
センサ補正値=25.55−25.90=−0.35
PVフィルタ時定数
補助機能設定モード2へ移行
→→ [ ▲ ]キーと[ ▼ ]キーを押しながら[MODE]キーを約3秒押す
を表示するまでモードキーを押す。
アップダウンキーにより希望するPVフィルター時定数を設定する。
推薦値 0.5[ 秒 ]
主出力ON/OFF動作スキマ設定
補助機能設定モード2へ移行
→→ [ ▲ ]キーと[ ▼ ]キーを押しながら[MODE]キーを約3秒押す
を表示するまでモードキーを押す。
アップダウンキーにより希望するON/OFF動作スキマを設定する。
推薦値 0.00[ ℃ ]
警報1(A1)動作スキマ設定
補助機能設定モード2へ移行
→→ [ ▲ ]キーと[ ▼ ]キーを押しながら[MODE]キーを約3秒押す
を表示するまでモードキーを押す。
アップダウンキーにより希望する警報1動作スキマを設定する。
推薦値 0.01[ ℃ ]