YTS自動式マウス受動的回避学習装置
ゲート自動昇降・着地状態自動判別方式採用(PAT.P)
<装置開発について>
観察方式試験装置の問題点
- 動物に電撃を加えても確実に与える事が出来ない。
- 観察方式の場合は一人で1台しか試験できずに試験効率が悪い。
- 観察試験は長時間拘束され非常に疲れる。
- 偶然に同一電極を掴んでいる。
- 暗室で立ち上がったり同一電極上に居る場合は感電し難いが観察不能。
自動化による改善
- 動物に動物の着地状態を自動判別して確実に電撃できる。
- 一人で同時4台でも楽に試験できて試験効率が良い。
- 長時間の試験でも非常に楽になる。
- 個人差の無い多数の試験が出来き測定結果が安定する。
- 試験作業に熟練を要しない。
- ゲートの昇降はエアーシリンダーを使用して機構単純
自動測定装置の仕様
- 暗室内での着地状態を自動判別
- エアーシリンダーでゲートの自動低速上昇・急速下降
- 赤外線センサによりマウスの暗室進入自動検知
- パソコン入力用の進入時間出力端子設置
- マウス投入と取り出しだけが主な試験作業
- 本体は透明および艶消し黒色アクリル製で洗浄が容易
- 排泄物受け皿付属で清潔
- 電極部にステンレス鋼を使用
- 小型でもマウスの出し入れが簡単なウィングオープン式蓋
- システム制御には高性能小型プログラムコントローラ採用
自動測定装置の仕様
本装置は徳島大学医学部栄養学科実践栄養学講座にて好評使用中です。
自動式受動的回避学習装置全体図 (5KB)
マウス用回避学習装置箱全体図 (5KB)