2000年10月24日 火曜日
これまでの自動表面張力測定装置の問題点
機械、電気制御、化学、制御ソフトなど物理化学に留まらず科学全般に関係する改良を要する問題点を以下に列挙する。全てを改良しなければ完成した測定装置とは言い難い。
低再現性 |
蒸気飽和 温度勾配の存在は長時間密閉放置しても蒸気が熱移動媒体となり濃度が定常状態になるだけで蒸気飽和しない。 バックラッシュ 液滴生成にピストンを押し下げる推力軸の定加重駆動が不十分。 ガラスセル形状 熱勾配、蒸気飽和を理論的に考慮した設計で無い。 測定用シリンジ 全ガラス製シリンジを採用しており押し棒と外筒内面との隙間が測定値に平衡時間に連れ大きく影響する。揮発性、アニオン性界面活性剤の測定を困難にした。 有機蒸気吸収 大部分の合成樹脂はアルコール蒸気などを吸収する。機構部品材質として一部使用。 洗浄剤 環境問題により使用を控えたいクロ混でガラス器具洗浄 |